石巻魚市場について
石巻魚地市場は高度衛生管理型の施設として、国内のみならず、海外への輸出も視野に入れた魚市場です。
新時代に相応しい高度衛生管理型の産地卸売市場
平成23年3月11日に発生しました東日本大震災により当時、東洋一といわれていました水揚棟(654m)が完全に崩壊しました。
新時代に相応しい高度衛生管理型の産地卸売市場のモデルとして水産庁の強力なリーダーシップのもと建設が推進され、全長876mの閉鎖式水揚棟が完成し、平成27年9月1日に供用開始されました。
一般市民の方々には2階見学通路から水揚・陳列・販売の状況をご覧頂き、衛生管理の行き届いた様子を実感されると思います。
また、放射能の検査体制の充実した内容も直接視認できる『見える化』を進めております。
当市は国際水産都市を標榜し、商品の国際化と併せ、地元はもとより国内、海外の人々との交流の場として魚市場を活用してまいります。
関係者の皆様には一層のご支援・ご協力をお願い申し上げます。
会社概要
所在地 | 宮城県石巻市魚町2丁目14番地 |
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TEL | 0225-23-1121 |
FAX | 0225-94-2822 |
開設者 | 石巻市 |
卸売人名称 | 石巻魚市場株式会社 |
設立年月日 | 昭和25年9月1日 |
資本金 | 9,000万円 |
石巻港の沿革
昭和25年8月 | 石巻魚市場株式会社設立 初代社長 西條芳次郎 資本金2,000万円 (株主数191名) 石巻魚市場業務者指定承認願を石巻市長殿へ提出 |
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昭和25年9月 | 石巻魚市場業務者指定指令書を受領 石巻魚市場営業開始(買受人49名) |
昭和26年12月 | 石巻漁港第3種漁港に指定される |
昭和27年10月 | 資本金2,300万円となる (株主数412名) |
昭和28年2月 | 食品衛生法による営業許可申請書を県知事宛提出 |
昭和28年3月 | 営業許可指令書受領 |
昭和39年12月 | 石巻新漁港建設工事が湊長浜に着工される |
昭和46年6月 | 資本金5,000万円となる |
昭和48年2月 | 石巻新漁港が特定第3種漁港に指定される |
昭和49年3月 | 石巻新漁港、水揚場・管理棟が竣工 |
昭和49年4月 | 株式会社渡波魚市場との合併契約書締結 |
昭和49年6月 | 株式会社渡波魚市場(昭和4年12月19日設立・資本金4,000万円)と合併、石巻魚市場株式会社が承継する 資本金9,000万円となる (株主数685名) |
昭和49年8月 | 石巻新漁港が開港 盛大に開港式を挙行 |
昭和49年11月 | 石巻魚市場新漁港移転・営業開始(北上川河口湊魚市場は33年の歴史にピリオドを打った。渡波魚市場は第二売場として存続・至現在) |
昭和52年6月 | 堀田博 代表取締役社長に就任 |
昭和54年11月 | 事業主体石巻市、運営石巻魚市場による砕氷塔2基の竣工式開催 |
昭和58年5月 | 市川信男 代表取締役社長に就任 |
昭和60年7月 | 石巻魚市場が輸入水産物取扱いを開始 |
昭和61年6月 | 鈴木達也 代表取締役社長に就任 |
昭和63年9月 | 石巻漁港西副港が一部供用開始される |
平成元年10月 | 石巻市水産物地方卸売市場を会場に「第一回いしのまき大漁まつり」が開催される |
平成5年5月 | 色川元 代表取締役社長に就任 |
平成6年9月 | 平成6年度卸売市場機能高度化事業により、海外旋網、大型鰹・鮪一本釣漁船水揚げ専用自動選別機、搬送機材一式を導入 |
平成9年10月 | 石巻市超低温冷蔵庫(-60℃、-40℃~公称能力5,200㌧)完成(石巻市事業主体) |
平成13年5月 | 須能邦雄 代表取締役社長に就任 |
平成14年4月 | 清浄殺菌海水浄化施設並びに清浄殺菌海水自動製氷貯氷施設竣工・稼動(常温水100㌧、冷水50㌧、海水氷日産10㌧、貯氷20㌧) |
平成18年8月 | 構内フォーク・リフト車両の燃料としてエコ重油(BDF)の使用開始 |
平成22年3月 | 平成21年度強い水産業づくり交付金事業による魚体自動選別搬送設備の設置 |
平成23年3月 | 石巻漁港水産物流通機能高度化対策事業として荷捌き場(西側に50m2スパン)の新設工事、竣工予定 東日本大震災発生、壊滅的損害をうける |
平成22年3月 | 平成21年度強い水産業づくり交付金事業による魚体自動選別搬送設備の設置 |
平成25年8月 | 新魚市場建設に着手 |
平成27年9月 | 新魚市場建設にて卸売業務開始 |
令和元年5月 | 佐々木茂樹 代表取締役に就任 |